オフィス 藍いろ

藍色は青色が更に「深みを増した」色のことです。
青色の持つ「内側とのつながり」のテーマが、更に深まり、

心の奥深くにある「自分の真実」を見る色でもあります。

ありのままの自分


  

当時の仕事は天職だと思ってた。
大好きだった。だから頑張ることが出来た。 

朝8時に出勤して、夜は上手くいけば21時前に帰れたけど、週末は22時、23時が当たり前だった。週に一度の定休日もなんだかんだと仕事が入って、月に一度ちゃんと休めたらラッキーだった。
それでも大好きな仕事だったから、頑張れた。 

でも、問題は山積みだった。 

若手の育成不足、パワハラな職場環境、
昭和時代のままの勤務体制

文句しか言わない、
自分のことしかやらない・・・・・それでも 

私が頑張れば、頑張れさえすれば、なんとかなると思っていた。 

自分さえ我慢すれば、なんとかなると思っていた。。。。。でもあるとき
 追いかけていた背中が、突然いなくなった。 
ハタと気づいた。 

「私はいつまで、
こうして走り続けるのだろう」と。 

本当に、ふと、思ってしまった。 
そう、思ってしまった時から、その小さな想いが、少しづつ、少しづつ、大きくなっていった。大好きだったはずの仕事の1年先、3年先、5年先の未来が描けなくなった。 

まったく、考えることができなくなった。 

誰に何を言われようと、怒られても、何をしても、もう描くことが出来なくなっていた。 

それでも、ちゃんとしなきゃと思い込んでいたから、私が頑張らなくちゃ、ダメだ。 

っと言い聞かせて、なんとか未来を描いてた。必死で。 

そんな必死で描いた未来も、心はこもってないから、伝わらない。 

伝わらないのは私のせいだと自分を責めて、
ますます悪循環が深まる。 

そんな悪循環をぐるぐる回っているときに、「コーチング」という言葉に出会った。
 すぐにネットで調べた。週に一度の休みで都合があうセミナーを探した。飛び込んだ。 

自己犠牲の上に、自己否定を長く続けてきた私には、驚きの連続でしかなかった。 

そう、簡単に受け入れられることではなかった。 コーチングはまず、自分を知ることから始まるから。 

自己犠牲と自己否定が自分らしいと骨の奥まで思い込んでいた私には、到底、呑み込める内容のセミナーではなかった。
それでも必死だった。 


その後、世界的環境の変化と同時に、私の周囲も劇的な変化を遂げ、
更に1年以上の年月をかけて、ようやく自己肯定の世界を知ることができ、
ありのままの自分を受け入れることができるようになり、
自分らしく生きようと思うようになりました。 

そして、私は、コーチとして独立した。 

長い道のりだった 笑。 

でもその長い年月があったからこそ、今の自分を受け入れることが出来たんです。 

自分の人生を半世紀すぎて、ようやくたどりついた、自分らしくありのままで生きること。
 たくさんの人の力を借りて、大事な方との出会いを得て、私は私を見つけることができた。 

世界にたった一人の私を、私が大事にしなかったら誰が大事にするのだろう。
大切な命と、大切な人生を、
自分のために生きたい。 

これからの自分の人生を、より豊かに、より楽しく、過ごしていきたい。 

 


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